中世ヨーロッパの農村の生活 (講談社学術文庫) epubダウンロード無料

中世ヨーロッパの農村の生活 (講談社学術文庫)

によって F. ギース


4.6 5つ星のうち(9人の読者)

中世ヨーロッパの農村の生活 (講談社学術文庫) epubダウンロード無料 - 内容紹介 中世英国の農村、村人たちの日常生活とは? 14世紀前後のイギリス東部の農村、エルトン。村人たちはどんな生活をしていたのか。領主と農民、教会の役割、農作業の実際など中世農村の姿を立体的に描き出す。 内容(「BOOK」データベースより) 中世ヨーロッパ全人口の九割以上は農村に生きた。村で働き、結婚し、エールを飲み、あるいは罪を犯し、教会へ行き、子をなし、病気になり、死んでいった。舞台は十三世紀後半イングランドの農村、エルトン。飢饉や黒死病、修道院解散や囲い込みに苦しみながら、村という共同体にあって、人々はいかに生き抜いたか。文字記録と考古学的発見から生き生きと描き出す。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ギース,ジョゼフ 30年間にわたって中世の歴史の本を書きつづけている。発表した著作は20冊を超える。ミシガン州アナーバー近郊に在住 ギース,フランシス 30年間にわたって中世の歴史の本を書きつづけている。発表した著作は20冊を超える。ミシガン州アナーバー近郊に在住 青島/淑子 1986年京都大学文学部卒。高校教師、「ニューズウィーク日本版」編集協力を経て、翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る

中世ヨーロッパの農村の生活 (講談社学術文庫)の詳細

本のタイトル : 中世ヨーロッパの農村の生活 (講談社学術文庫)
作者 : F. ギース
ISBN-10 : 4061598740
発売日 : 2008/5/8
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 28.36 (現在のサーバー速度は25.14 Mbpsです
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中世ヨーロッパの(開放耕地制の)農村のうち、史料(※)のよく残っている村としてイギリス南部のエルトンという村を選び、史料を精査して、それに基づき当時の村の統治や生産活動や人々の暮らしを詳細に再現している。(他の研究者の研究成果も参照している)※)調査記録、会計記録、荘園法廷記録など推測は殆ど含まれておらず、立証できる範囲で述べているようだ。やっていることはそれだけなのだが、人々が食い、泣き、笑い、争うさまが生々しく浮かび上がってくる。このエルトン村の12〜14世紀が歴史年表の中のどこに位置付けられるか、といったことは、特に触れられてはいない。膨大な過去の中から或る一つの場を切り出して本の中に定着している。しかもそれは中世だ。現代と隔絶してはいるが、遥か彼方でつながっていると思える。そこがいい。異常なほど強い興味をかき立てられる。止まった時間の中に凍結された、ありありとした生と日常。他の歴史の叙述とは異なる方法論で書かれた、ユニークな本だと思う。原著は1990年刊と、意外に新しい。しかも著者は米国在住ということも意外だ。同じ原著者による本に『中世ヨーロッパの城の生活』『中世ヨーロッパの都市の生活』があり、いずれも講談社学術文庫から翻訳が出ているそうだ。読んでみたいと思う。ジョセフ・ギース/フランシス・ギース『中世ヨーロッパの農村の生活』 青島淑子訳講談社学術文庫2008年5月10日 第1刷発行

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