広重と歩こう 東海道五十三次 (アートセレクション)本pdfダウンロード

広重と歩こう 東海道五十三次 (アートセレクション)

によって 安村 敏信


4.8 5つ星のうち(16人の読者)

広重と歩こう 東海道五十三次 (アートセレクション)本pdfダウンロード - 内容紹介 広重の傑作『東海道五十三次』を鑑賞しながら東海道全宿場をご案内。 お江戸日本橋から京都三条大橋まで、広重の傑作版画『東海道五十三次』の55枚すべてをご紹介します。版画一枚一枚について、描き方や構図といった美術的な解説はもちろん、絵の背景となっている江戸後期の生活・風俗なども細かくテーマを設けて解説しています。また、今の東海道を歩けるように、それぞれの宿場の様子・見どころを詳細にガイドしてありますので、この本を手に広重の絵の登場人物になった気分で歩くことができます。『五十三次』の全55枚の版画を手軽に全部見られる本がまったくないといってよい今、美術的に、歴史的に、また現代のガイドブックとして、広重の版画を三通りに楽しめる画期的な鑑賞案内の本です。 出版社からのコメント 日本橋から京都まで、『東海道五十三次』の版画で全宿場をご案内。版画を楽しむための美術的解説はもちろん、江戸後期の生活・風俗など絵の背景も解説。また、この本を手に東海道を歩けるように、今の宿場の様子も詳細にガイド。 商品の説明をすべて表示する

広重と歩こう 東海道五十三次 (アートセレクション)の詳細

本のタイトル : 広重と歩こう 東海道五十三次 (アートセレクション)
作者 : 安村 敏信
ISBN-10 : 4096070017
発売日 : 2000/3/30
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 20.36 (現在のサーバー速度は28.31 Mbpsです
以下は、広重と歩こう 東海道五十三次 (アートセレクション)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
広重と歩きたいのは山々ながら、各絵の現況写真は4×2.5cmとたいへん小さくどこからどの方向を撮ったのか案内地図がついていません。これは箱根の尖峰や蒲原の深雪にみるように広重が実景そのままでなく絵になるように描いているものがあることや、西のほうに行くほど実見したか疑わしいことにもよるでしょう。しかし、最大の原因は工業化による変貌が激しいことです。戸塚あたりまでは拡幅、舗装、両側は大型建物が林立、松並木、木橋があるわけもなく江戸の風情のかけらもありません。基本他の部分も同じだが、道幅や両側の土地区画がそのままな部分が残っているとわずかに昔をしのぶよすがになります。遠景に城が描かれているものも多いが近隣の高いビル群に埋没、江戸時代と違って登城できるのだが、復元でなかの展示は見なくても想像がつくようなもの。大井川など橋の掛けられなかった大きな川は全部絵に取り上げられていて、上流のダムのせいで水量は減ったとはいえ流れる様は昔のままだが、ここをジャブジャブ渡っているのはもちろん堤防からじっくり眺めている人を見たことはありません。そうしていくとわざわざ歩いてみて失望しない部分は、箱根、関の重要伝統的建造物群保存地区を除くと二つの特集に取り上げてある蒲原・由比(富士観望)、舞阪〜白須賀(浜名湖、新居関所)くらいでは。遊行寺、三島大社、丸子のとろろ汁屋、日坂、赤阪の旅籠、熱田神宮、桑名七里の渡し跡、石薬師寺、草津宿本陣なども残るが、他と組み合わせたほうがよいようです。全宿場についてこれら見所の解説がありますが、市街図はついていません。実際に探訪するためというより広重の絵を鑑賞し、当時の旅の有様を知るのに適した書物です。

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