正義から享楽へ-映画は近代の幻を暴く-ダウンロード

正義から享楽へ-映画は近代の幻を暴く-

によって 宮台真司


4.2 5つ星のうち(5人の読者)

正義から享楽へ-映画は近代の幻を暴く-ダウンロード - 内容紹介 21世紀以降、世界規模で生じている〝価値の変動"を真の意味で予見し、リアルタイムで体現したのは「映画」だけであった―トランプ現象はなぜ起こったのか。世界にいま、どんな変化が生じているのか。その答えはすでに、近年の映画で示されていた。全世界的に「正義」から「享楽」への価値のシフトが起こり、近年のヒット映画にそのことが如実に表れている。映画から現在、そして未来の世界を読み解く、社会学者・宮台真司の集大成的映画評論集。黒沢清監督との特別対談も収録。◎掲載タイトル「シン・ゴジラ」/「バケモノの子」/「FAKE」/「リップ・ヴァン・ウィンクルの花嫁」/「クリーピー偽りの隣人」「オン・ザ・ハイウェイ」/「野火」/「ドローン・オブ・ウォー」/「岸辺の旅」/「恋人たち」/「アレノ」/「カルテルランド」ほか 内容(「BOOK」データベースより) クリントン的“正義”とトランプ的“享楽”。“世界”の核心に迫る、宮台真司の最新批評集。黒沢清、相澤虎之助・富田克也との特別対談収録。 商品の説明をすべて表示する

正義から享楽へ-映画は近代の幻を暴く-の詳細

本のタイトル : 正義から享楽へ-映画は近代の幻を暴く-
作者 : 宮台真司
ISBN-10 : 4773405023
発売日 : 2016/12/27
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 23.41 (現在のサーバー速度は26.81 Mbpsです
以下は 正義から享楽へ-映画は近代の幻を暴く- の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
「リップヴァンウィンクルの花嫁」のパンフレットに寄稿されていた文章を読んで感銘を受け、リアルサウンドでの連載も読んでいるので、迷わず購入しました。いずれも加筆されていて、より読み応えのあるものになっていると思います。難解な部分はありますが、特にタイトルになっている「正義から享楽へ」という部分はとても納得でき、また似たモチーフがまったく違う内容の映画も貫いて繰り返し語られているので、社会学的な知識が豊富でなくても、読み進めるうちになんとなく理解できます。映画を見て、宮台氏の批評を読んで、そして現実社会のことを考えると、なぜトランプがヒラリー・クリントンに勝ったのか、という背景もよくわかります。もっとも、一度読んで収録されているすべての批評の意味を理解できたとは思っていないので、手元において繰り返し読みたい一冊です。

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