グローバル化と奈落の夢 pdfダウンロード
グローバル化と奈落の夢
によって 西谷 修
4.9 5つ星のうち(2人の読者)
グローバル化と奈落の夢 pdfダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) スーダン他の難民キャンプを撮り続ける女性報道写真家ホックスタインの作品や、ヴィクトリア湖畔の住民の荒廃を描いたザウパー監督のドキュメンタリー『ダーウィンの悪夢』について徹底討議し、アフリカを足場として稼働するグローバル経済の非情なシステムを問い糾す。
グローバル化と奈落の夢の詳細
本のタイトル : グローバル化と奈落の夢
作者 : 西谷 修
ISBN-10 : 4796702741
発売日 : 2006/08
カテゴリ : 本
ファイル名 : グローバル化と奈落の夢.pdf
ファイルサイズ : 22.65 (現在のサーバー速度は20.7 Mbpsです
以下は、グローバル化と奈落の夢に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
失礼ながら、大学で開かれたシンポジウム&ワークショップの記録とは思えないほど、面白い。西谷先生の着眼点と映画「ダーウィンの悪夢」という素材がいいのだろうと思います。前半はスーダンのダルフール地方を撮影した写真家ホックスタインさんの話、後半は「ダーウィン…」の監督ザウパーさんがメイン。ザウパー監督のドキュメンタリー観、いいです。「気の滅入る映画」、「接着剤を嗅いでいる貧しい子供たちや殴り合っている子供達を撮影している場合ではないだろう」と観客が怒り出すような映画を撮りたい、なんてお見事であります。惜しむらくは、グローバル化と行過ぎた資本主義化の区別がなされていないこと。例えばアマルティア・センなどは、グローバル化そのものではなく、何がグローバル化されているのかを問題にしています。人命・人権尊重の概念がグローバル化することはいいことです。ザウパー監督の言葉を借りれば、「アイヒマンのように自分の仕事を忠実にこなす一見普通の人が、人々を死に追いやるシステム」が世界を覆ってしまうことが問題なのです。
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