間の楔(1) (キャラ文庫) pdf無料ダウンロード
間の楔(1) (キャラ文庫)
によって 吉原理恵子
4.7 5つ星のうち(17人の読者)
間の楔(1) (キャラ文庫) pdf無料ダウンロード - 歓楽都市ミダスの郊外、特別自治区ケレス――通称スラムで不良グループの頭(ヘッド)を仕切るリキは、夜の街でカモを物色中、手痛いミスで捕まってしまう。捕らえたのは、中央都市タナグラを統べる究極のエリート人工体・金髪(ブロンディー)のイアソンだった!! 特権階級の頂点に立つブロンディーと、スラムの雑種――本来決して交わらないはずの二人の邂逅が、執着に歪んだ愛と宿業の輪廻を紡ぎはじめる…!! ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。※口絵・イラスト収録あり
間の楔(1) (キャラ文庫)の詳細
本のタイトル : 間の楔(1) (キャラ文庫)
作者 : 吉原理恵子
カテゴリ : Kindleストア
ファイル名 : 間の楔-1-キャラ文庫.pdf
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以下は 間の楔(1) (キャラ文庫) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
10年以上前の10代の頃にハードカバー版とOVAを見たことが有りました。その時は結末に衝撃を受けましたが、全体としては一読して終わってしまいました。正直SF的な世界観があまり理解出来なかったのです。しかし、ふとネットで加筆版が出てることを最近知り新たに全巻購入しました。文庫では全六巻とハードカバー版よりも3倍以上は加筆されていて当時は分かりにくかった箇所も補足されていて、楽しめました。ただハードカバー版を深く読み込み行間を想像し、自分なりの肉付をした読者にとっては余計な部分が多くなってしまったかもしれません。よりイアソンが人間臭くなり、リキも分かり易い性格になったと思います。また脇役の登場人物も増えました。1巻はまだまだ導入部で世界観の説明など退屈な部分もあると思いますが内容が進むにつれ、本当に面白くなってきます。登場人物の一筋縄ではいかない心のゆらぎを読み取ることが面白いと思うか否かのポイントだと思います。第三者視点の読者から見ればイアソン(攻め)はリキ(受け)をどうしようもない位に愛していて、甘やかしてるのですがそれが分かり易い直接的な言葉や行動には表れないので格好良い攻めが愛の言葉を囁いて相手を甘やかすラブラブが好きな方は多分つまらないと思います。加筆によってイアソンがどれ程の美貌、造形美の極地の様な体型、理知的で品位があり、一挙手一投足の仕草が如何に優雅なのかを書きこみまくってくれるのでそれだけで私は満足でした(笑)他の方も仰ってますが文体に癖はあります。本当に・・・。すごく・・・。とても・・・。みたいな感じが多いです。また急に視点や時系列が変わったりする点も少し分かりにくいかもしれません。私はそんなに気になりませんでしたが、気になる方は気になるでしょう。ただ、それを吹き飛ばすほどの設定・キャラ作りの緻密さストーリーの巧みさで誰が何といおうと名作だと思います。作者は望まないでしょうけれども、個人的には露骨なアダルトシーンを減らした一般向けバージョンを出版してより多くの人に読んで貰いたいです。BLジャンルの枠に収めるのは勿体無いです。仮にアダルトシーンが少なくなっても、作品の素晴らしさは変わらないと思います。
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