書物の秩序 (ちくま学芸文庫) epubダウンロード
書物の秩序 (ちくま学芸文庫)
によって ロジェ シャルチエ
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書物の秩序 (ちくま学芸文庫) epubダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより)中世末から18世紀アンシャン・レジーム期のフランス―手写本から活字本へのドラスティックな移行という「グーテンベルク革命」のなかで、大量のテクストはどのように統御されていったのか。『テクスト』と『モノ=書物』と『読書行為』の三極を結びあわせる新しい秩序創出の課程を、読者共同体の成立、テクスト指名の基本原理としての作者の誕生、さらには普遍的図書館への夢、という視点から記述する。「グーテンベルクの銀河系」終焉に臨む現代から、清新な「読書のプラチック論」をもって起源の物語に迫る、興味尽きない仕事。
書物の秩序 (ちくま学芸文庫)の詳細
本のタイトル : 書物の秩序 (ちくま学芸文庫)
作者 : ロジェ シャルチエ
ISBN-10 : 4480082727
発売日 : 1996/04
カテゴリ : 本
ファイル名 : 書物の秩序-ちくま学芸文庫.pdf
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アナール学派が拓いた研究領域のひとつ「書物の社会史」。彼らが手つかずにした読書行為という視点(「読書のプラチック」)に重点をおいて、読者共同体の成立、「作者」の誕生、普遍的図書館への夢について論じたエッセイ。表現も比較的平易。以下目次。・序・第一章読者共同体・第二章作者の形象・第三章壁のない図書館・エピローグ訳者長谷川輝夫氏による小論「書物の社会史と読書行為」を巻末に収録。本書の学術的な位置づけを知るに有益。「書物の社会史」の立ち上がり当初にA・デュブロンがデッサンしたとされる研究プログラムと本書の研究領域との関係、「書物の社会史」に批判的とされる米国史家R・ダーントン(『猫の大虐殺』)との意外な親近性にも触れられている。尚、第三章は勘のいい方ならピンときたと思いますがボルヘスに触発されたもの。
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