素粒子物理学を作った人々〈上〉(セカンド・クリエイション)オンラインブックダウンロード
素粒子物理学を作った人々〈上〉(セカンド・クリエイション)
によって チャールズ・C. マン
4.7 5つ星のうち(6人の読者)
素粒子物理学を作った人々〈上〉(セカンド・クリエイション)オンラインブックダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) レントゲンによるX線の発見から始まった素粒子物理学は、やがて不確定性原理や量子力学といった目覚ましい成果を産み出し、それまでの宇宙観を根底から覆した。本書『セカンド・クリエイション』は、19世紀末から現在に至るまでの素粒子物理学の輝かしい足跡を、多くの資料とインタビューをもとに描きつくした画期的な著作である。物理学史を彩る天才たち―アインシュタイン、ハイゼンベルグ、ボーア、ファインマン、ワインバーグ、ゲルマン、ホーキングらは、いかにして革命的な理論を編み出し、それを検証していったか?彼らの業績は、われわれの自然観をどう変えたのか?また、ノーベル賞をめぐる熾烈な競争のなかで、有名無名の科学者たちは何を考え、どう行動してきたのか?19世紀末から現在にいたるまでの物理学の進歩を一望のもとに収め、さまざまな科学者たちの人間像に光を当てた大著、待望の翻訳。
素粒子物理学を作った人々〈上〉(セカンド・クリエイション)の詳細
本のタイトル : 素粒子物理学を作った人々〈上〉(セカンド・クリエイション)
作者 : チャールズ・C. マン
ISBN-10 : 4152035013
発売日 : 1991/12
カテゴリ : 本
ファイル名 : 素粒子物理学を作った人々-上-セカンド-クリエイション.pdf
ファイルサイズ : 19.59 (現在のサーバー速度は23.18 Mbpsです
以下は 素粒子物理学を作った人々〈上〉(セカンド・クリエイション) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
宇宙線や素粒子のことを知るために命をもかけた挑戦は、未知への探求と言う人間の凄さを感じさせ、それが人類を生きながらえさせ、困難にも立ち向かう力と知識を生み出している。その歴史が詳しく知れる素晴らしい本です。ただし、大きな火により人類は滅亡の危機に瀕する、とはギリシャ哲学者もイエス・キリストも予言して警鐘を鳴らしている。大型加速器での予期せぬブラックホールの発生による地球の滅亡、核爆弾、高速増殖炉を始めとする原子炉、核融合、真空エネルギーを使おうとする反粒子の活用例えば反物質宇宙船の開発は宇宙の星々さえ消滅しかねない。このように物理現象は不用意に応用しようとすると一歩間違えれば大弊害をもたらすことも多い。本文の宇宙線の研究の歴史もおもしろいが、訳者が言及しているカントの言葉 「(万物は無限に分割できると問う考え方そのものが不適当。)」(p199) 「({それらの}仮定は実は、われわれ自身の頭脳の組織化活動の副産物なのである。「統制的理念」カテゴリー)」(p328) というのは大変意味深い言葉である。よくわかりませんが、物質を分子、原子、クォーク、レプトンなどと分割は(出来る)けれども、究極の根源物質を考えるというその考え自体は不適当な(もしかしたら意味のない)問いであると言っているようです。また、そういうふうに分割する行為(思考、作業)は、自分自身の脳の組織化する思考構造の反映されたものであるということでしょうか?(カントはそれを「統制的理念」と言っています。)宇宙は脳である、とも言われますしね。素粒子研究は脳の中を見ていることかも知れず、宇宙は脳とも言われ、それは取りも直さず宇宙を知ることでもある。宇宙線の意味も同じような観点で問い直したい。 今、ニュートリノが光速度を越えるとか話題になってます。GPSのデータを使っているなど今後検証すべき点は多いようですが、この本にも小柴さんがノーベル賞をもらうきっかけになった超新星の爆発で地上では爆発の光が観測される直前にニュートリノが観測された点が話題になっていることも紹介されています。
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